Kデスクトップ環境

章 1. はじめに

1.1. aRtsとは?

Artsは"analog realtime synthesizer"の略です。でもこれを読んでいる人だったら もう知っているか...

このプロジェクトはバージョン0.2.5と0.2.6の間に KSynthからaRtsに名称が変更になりました。

aRtsは完全な「モジュール式アナログシンセサイザ」を - デジタルな - コンピュータにシミュレートします。 これで音声、音楽を製作しましょう。 波形を作成するオシレータ、フィルタ、スピーカ、ミキサ、フェイダから データを演奏するための小さなモジュールなどがArtsに用意されています。 このモジュールを駆使して音声を製作します。 設定もすべてモジュールを用いた GUI から行うことができます。 ジェネレータ、エフェクト、出力もみんなモジュールで、相互に接続しています。

このソフトはただのアナログシンセサイズだけでなく、 広い範囲に応用できるように少しずつ発展してきました。 Artsはオーディオミドルウェアになる成長期にあります。 それに到達した時には、二重エフェクト処理や、 midiのシンセサイズ、オーディオサーバ機能、サンプラのエミュレーションなどのタスクを できるようになるでしょう。その後にはハードディスクへの記録機能などが続きます。

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